出る杭は打たれる日本が唯一無二の希望。ノーベル物理学賞 真鍋氏の会見で思うこと。

ノーベル物理学賞を受賞した真鍋さんの会見

日本人がノーベル物理学賞をいただくこと自体はとても嬉しいことなのですが、彼の会見を聞いて、手放しでは喜べず、少しモヤモヤする気持ちがありました。

眞鍋氏、1931年に生まれ現在90歳。東京大学大学院を修了した1958年に27歳で渡米し、1975年に米国市民権（国籍）を取得しました。

会見で、米国籍を選んだ理由について、

日本人はいつも互いに迷惑かけまいと気を使い、協調的な関係を結ぼうとします。日本人が互いにうまくやっていける理由がそこにあります。

アメリカでは周囲がどう感じるかは気にせず好きなことができる。アメリカの暮らしは素晴らしい。私のような研究者はやりたいように研究ができる。

私は協調しながら生きることができない。

真鍋氏の発言に、会見会場では笑いが出たが、私は笑えなかった。自由に研究できない、研究者が育たない日本と言われたように思ったからだ。

しかし、海外で生きる日本人はこの一言にとても共感したそうだ。

ノーベル物理学賞を獲得するような真鍋さんでも、日本には帰りたくないという。

確かに私自身も、日本の同調圧力はとても息苦しく、組織に所属しても能力を伸ばすより組織の方針を重要視され、組織から出て自分で事業をやったり、海外進出も考えていたこともあるので、真鍋さんの発言を聞いて日本の問題には共感はした。

しかし、だからと言ってアメリカの自由主義のやり方が本当にいいのだろうか？という疑問も残り、もやもやしていた。

そんな時に、韓国人であり21世紀悟り人のノジェス氏が

「出る杭を打つ日本だからこそ、唯一の希望である！」

と言った。

私は強いショックを受けた。出る杭を打つ日本に対して、唯一の希望だと解析してる人を見たことがなかったからだ。

彼は、人類歴史を、全体主義の時代から、個人主義の時代にプレートを移行し、日本から共同体主義を切り開くJAPAN MISSION・JAPAN DREAMを26年間一貫して発信している。

全体主義は王様の観点1個に固定され、王様に従って秩序をつくってきた。
個人主義は誰もが王様のように自由がある観点が∞ある時代。
∞ある観点を、一部の特権階級や資本家によって秩序がコントロールされてきた。
個人主義を生きる個人は、あわせて我慢して生きてきたので、鬱や自殺・さらには京王線殺傷事件など人々の心はストレスやプレッシャーも極限になっている。

全体主義の観点1個の問題・個人主義の観点∞の問題を超えるのは、観点1・観点∞・観点0を自由自在に移動し共同体主義を切り開くのは日本からだと26年間、JAPAN MISSION・JAPAN DREAM・JAPAN MIRACLEを一貫して発信し続けているのがNohJesu氏である。

なぜ日本は出る杭を打つのか、それは打って潰れてしまうような中途半端な個人主義・私利私欲の夢やビジョンは認めない。どんなに打っても打っても潰れない、打っても打っても出続ける、個性が完成し・個人に完璧に打ち勝った、悟った個人の誕生と、悟った個人が連帯し、全体主義と個人主義の限界を補い、共同体主義の具現化を願う世界唯一無二の文化文明を持つのが日本文明だいう。

出る杭を打つ日本の文化は、本物を生み出す素晴らしい文化。

打たれても打たれても、出続ける本物。出すぎる杭、それを日本は待っているのだと。

私はこの解析を聞いた時に、魂が震えました。

今まで私は日本の「出る杭を打つ」風潮に悪いイメージを持っていましたが、出る杭を打つ日本が本物を生み出す唯一無二の希望に大反転しました。

NohJesu氏も26年間、嫌韓論の日本の中で、韓国人でありながらJAPAN MISSION・JAPAN DREAM・JAPAN MIRACLEを発信し続けたが、その道のりは誹謗中傷・誤解も多くあった。まさに出る杭を打たれ続け、出続けたのがNohJesu氏でもあります。しかしそのNohJesu氏は言います。

日本は明治維新で立ち上がり、アジアの有色人種の希望だったが、戦争で焼夷弾・原爆・テレビ爆弾・天皇の人間宣言・東京裁判・さらにはバブル爆弾（円プラザ合意）を受けても、それでもアメリカを恨まず愛することができる。それは日本が真のプライド・真の誇りを持ち、ものすごい自信感があるからだ。と。

「日本は打たれても打たれても出る杭・出すぎる杭になれ！」と。

「同調圧力に弱いクリエイティブを生み出せない日本」と解析するのか、
「打たれても打たれても壊れない本物を生み出す日本文明」と解析するのか、

どちらが日本文明の底力を引き出すのか。

この時代を生きるすべての日本人に出会ってほしい、NohJesu氏のJAPAN MISSION。心の中の大和魂が響くはずです。